参考資料:海岸砂防工事の風景



◆ 海岸砂防工事  
秋田の砂防林としての日本海岸線は、総延長は260キロメートルに及び、先人の苦労の元、「白砂、青松」と愛親しんでいます。  黒松林による海岸美は、飛砂、高潮、潮風などの役割を、長年の私たちの暮らしの中に位置づけられてきました。しかし近年、松食虫による被害が爆発的に増え続き、伐採、くん蒸を繰り返し、被害を抑えようと努力していますが、被害が益々拡大しています。私たちの生命と財産を守り、暮らしのゆとりを与える海岸線の砂防林は、まさに「緑の遺産」です。
「緑の遺産」の復活は、植林の継続と育林が大切です。飛砂との戦いの繰り返しにより得た、覆砂工、静砂工は海岸砂防林ができるための、先人が培った独特の工事のやり方です。

 


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